備中国分寺五重塔の下見

日付は変われど、今回の記事も、前々回の続きというか、同じ日のこととなります。

中世夢が原の帰り道、うたの家に帰るには、何通りかのコースが考えられますが、
その一つ、総社市の吉備古代の丘付近を通るを今回は選択してみました☆

岡山の観光地として倉敷美観地区と並んで有名なのが、備中国分寺の田園風景でしょうか。
春のレンゲ畑、夏の青々とした田んぼ、秋は黄金色の田んぼ、
冬は雪景色(もっとも、これは、よほど運が良くないと無理ですが^^;)と、なかなか風情がある景色です。

塔見茶屋から五重塔を望む

前回、9月末に笠岡ベイファームにコスモス畑を見に行って空振りに終わった曇り空の日に
県道沿いにある、絶好のロケーションに立つ「塔見茶屋」さんから撮影したのが上の写真。
まだ、稲刈りまでには、もう少し、という感じで、ちょっと田んぼが青いですね☆

県営駐車場付近からの五重塔を望む

都会地の友人に言わせると、平山郁夫画伯の絵にあるように絶景の撮影ポイントだと言うのですが、
近場だし、いつでも行けるという気安さも手伝い、足を向けることが無かった場所の一つ。

つい、先日まで、実は県営駐車場が有ると知らなくて、車を停車するのに困るよなぁ…と思い込んでいまして、
高校時代に自転車で行ったキリですが…その頃から比べると随分と整備されましたねぇ(A^^;)

順光から撮影した五重塔

この日は、既に、もう夕方近くで、かといって日没には間があるような中途半端な時間で、
写真が趣味の方ならば、もう少し、粘って、夕焼けとか夕陽の時間まで頑張るのでしょうけど、
芸術的な写真を撮影するほどの腕前もセンスも無い、うたなので、今回は、下見ということで(笑)

もう少し、時間をかけて、あちこちと撮影場所を探してウロウロすれば、遠景の写真も
もう少しは風情のあるものが撮影できるかなぁ、と思ったりしています。

ススキを全景に逆光の五重塔

国分寺境内から五重塔を望むと、夕方は、丁度、逆光となるんですね。
秋らしく、釣瓶落としの夕陽、赤い夕空までには一歩前のシルエットとなりましたが、今回の絶品です(A^^;)☆

まぁ、老後の楽しみ?として、きれいな夕陽のシルエットの五重塔の撮影にもチャレンジしてみたいです(笑)

スポンサーサイト

古刹 大滝山・福生寺

4月5日の土曜日、県南地域は、この日、桜が満開!お花見に出かけた方も多いと思います☆
うたも、中国の天津市から、高校同期の友達が帰省してきたので、出かけることにしました。

ドライブの間は、彼女と、彼女のお母様である、元気ばば様とお喋りしながら、
誰も行ったことがない、という備前市にある「福生寺」(ふくしょうじ)へ。

福生寺 本堂と桜

寺伝によると、奈良時代、鑑真によって創建され、平安時代後期に山火事で焼失したが、
足利尊氏の発願により再興され、僧院33坊を数える規模も、戦国時代に、赤松氏と山名氏の戦乱で、
山門と三重塔以外は焼失し、江戸時代、岡山藩主の庇護の下、再建され、明治までは13坊あったそうです。

現在は、この本堂にあたる実相院、紫陽花寺として知られる西法院、福寿院の3坊が残るだけとか。

福生寺境内にある白沈丁花

少し、境内が標高の高い位置にあるので、山桜は、まだ3分咲きぐらい。
気温が低い所為か、珍しい白の沈丁花が、赤い藪椿の下に咲いていました(*^^*)☆

国重要文化財の三重塔を西法院から望む


本堂から西法院に行く途中から、国の重要文化財である三重塔が望める場所があります。
もう少し、塔の全体像が解る写真もありましたが、桜と藪椿、山桜の前景が捨てがたく、選んでみました。
参道の両側は、紫陽花並木?で、梅雨時に来たら、綺麗だろうなぁ、と思います。

山号となる大滝山の由来の滝


季節はずれ?なのか、ほとんど訪れる人もない、静かな西法院境内には、福生寺の山号である、
大滝の由来の滝が流れていますが、この週は晴天が続いたからか、思ったほどの水量はなく、
春のせせらぎ、といった風情ですね(笑)

三重塔付近から境内を見下ろす

友達が作ってくれたお弁当を食べ終えた後、三重塔まで行ってみることにしました☆
江戸時代までは13坊あったそうですから、その当時は、もっと境内が広かったことでしょう。
桜の木のそばに建つのが本堂、中央奥に見えるのが西法院です。

三重塔から瀬戸内を望む


国の重要文化財である三重塔の建つ位置より、少し高い位置に僧院跡がありまして、
そこからは、瀬戸内海を望むことが出来ます。

うたの推測ですが、瀬戸内海まで見渡せる位置、山懐に包まれた天然の要塞、
その地の利に、寺院という形をとった戦陣の拠点として、足利尊氏が、目を付けたんだろうなぁ、と。

あいにくの晴れたり、時雨たりで、写真では、瀬戸内海とわかるまではいきませんが、
晴天ならば、きっと絶景が望めると思います(*^^*)☆

  ※福生寺にアクセス等に関しては、こちらのサイトをご参照ください☆
    備前市公式サイト「観光内」 大滝山 
     http://www.city.bizen.okayama.jp/kankou/guide/bizen/spot/ohtaki.html
    晴れらんまん 岡山旅ネット「福生寺」     
     http://www.okayama-kanko.jp/modules/kankouinfo/pub_kihon_detail.php?sel_id=1205&sel_data_kbn=0



第14回 旧閑谷学校ライトアップ☆

先月、ブロ友の元気ばば様のご友人をご案内した旧閑谷学校で、今月2日から11日まで、
楷の木の紅葉に合わせて、ライトアップされる、とご紹介しましたが、
なかなか「その気」にならないと行けないので、元気ばば様をお誘いして行って参りました!

飛行機雲と三日月と、そして銀杏の夕暮れ

通常営業である午後5時で、閉門されて、6時の開場を待つ間に、絵に描いたような三日月がポッカリ☆
菩提寺では、まだ色づいてなかった銀杏も、ここでは、黄金色になっていました(*^^*)☆

重文の石塀と閑谷学校正門もライトアップ

旧閑谷学校の敷地は、ぐるっと石塀に囲まれ、この石塀の美しさも素晴らしいものですが、
こうして、灯りに、仄かに浮かび上がる姿も、また趣が変わって、新鮮に感じられます。

本当は、ライトアップ前、トワイライトに浮かび上がる櫂の木も撮影したかったのですが、
いかんせん…肝心の時間帯は閉門で入れず残念…もう少し、主催者にカメラ心が有れば、と思います。

閑谷学校ライトアップのカウントダウン点灯式の打ち合わせ風景

うたが、ウロウロと校門周りを撮影している間に、連れとなる元気ばば様は、係員の方から、
「点灯式を行いますので、ボタンを押すのをお手伝いして下さい」とお願いされて、
点灯10分ほど前に、他の4組の方と共に点灯のスイッチを押すことになりました。

今年で14回目となるライトアップですが、近年、櫂の木の衰弱が問われていて、
今年から4年だったかな? 樹木剪定などで、元気回復に努めていることなどの説明もありました。

で!肝心のスイッチを押す瞬間も撮影したのですが…うたの気合が入りすぎて、手ブレしちゃいました▼
点灯前の10秒間、あたりは真っ暗で、怖がる子供も居るぐらい、真っ暗。
その点灯された瞬間、浮かび上がる光景に大勢の観客から大歓声が上がりました(*^^*)♪

定番の構図から。櫂の木と講堂です

今年は夏の猛暑と秋の冷え込みが遅いことも手伝って、紅葉は、イマイチ、イマ二、でしたが、
それでも、日頃の景観と異なり、灯りの点る講堂は、秋の夜長に温かみを感じさせてくれます。

孔子廟の門から月の望む

今回、うたは、コンパクト一眼にカメラを変更してから、初めての夜景撮影です。
まだ、使い方も良く解らないので、オートモード夜景で撮影したのですが、
思った以上にライトの光源が強く、もう少し、絞りを調節した方が味わいある撮影になったかな、と。

170枚も撮影したのに、どれも思ったようには撮れなかった腕の悪さに、
また、来年、余裕があったら、絶対に挑戦してみようと思いました(A^^;)

  ☆旧閑谷学校公式サイト  http://shizutani.jp/
  ☆うたが、先月撮影した記事は、コチラ
    旧閑谷学校を訪れて  http://utakata720.blog129.fc2.com/blog-entry-247.html


旧閑谷学校を訪れて

昨日の記事に引き続き、元気ばばのお友達の県内のご案内で、旧大國家に近い、
備前市にある旧閑谷学校をご案内することにいたしました(*^^*)v

左側:孔子廟と右側:閑谷神社

何度か、この閑谷学校は、ご紹介していますが、有料となる門より中は、滅多に行きません(^^;
10年ぶりぐらいかな? こういう機会にでも恵まれないと行かない場所の一つです。

写真は、当時は論語を中心とする朱子学を学んでいたので、中国の孔子林の種を育てた楷の木と孔子廟と、
閑谷学校を開いた備前藩主・池田光政公を祀る閑谷神社があります。

国宝「講堂」と楷の木

武士の子弟のためでなく、今で言うならば地域リーダー育成のため設けられた学校が閑谷学校です。
遠くは、畿内や九州、四国からも、学問を学びに生徒が集まりました。
写真右手となる小高い山は「火除け山」で、学舎や学寮を守るために人工的に作ったものです。

国宝「本堂」全景です

国宝と成る講堂は、入母屋造りで「錣葺き」(しころぶき)と言われる手の凝った技法で
備前焼の瓦が美しい建物です♪

講堂内部。講師の机の上には額が飾って有ります

講堂の内部は、10本のケヤキの丸柱も含め、花頭窓からの灯りを反射する床も、全て、
340年有余、ここで学ぶ生徒達によって拭き磨き上げられたもの。
主に、四書五経を中心に、朝の7時ごろから夕方5時過ぎまで勉強に勤しんだそうです。
この時代の生徒は勉強できることが大変に幸運で、今と比べると志も高かったんでしょうね☆

旧県立閑谷中学校校舎

現在は、資料館として利用されていますが、昭和の半ばまで県立高校の校舎として使われていた建物です。
内部は、学校建造に係わった津田永忠に関係する資料や学校制度の変遷による歴代校長のあり方など、
明治から昭和初期に至る教育に関する資料が展示されていました。

有名な校門と石塀

以前、梅林の写真でご紹介した「鶴鳴門」と呼ばれる正門ですが、ここから入ると孔子廟が正面となります。
この敷地を取り巻く石塀も、「切り込みはぎ式」とか呼ぶ技法で造られた珍しい塀で、
その年月の重みに係わらず、今なお美しい佇まいを残す職人の業の凄さに感じ入ります☆

本当は、来月半ば過ぎ、楷の木が紅葉する頃であれば、もっと美しい閑谷学校をご紹介出来るのですが▼
この楷の木が紅葉する頃、閑谷学校はライトアップされ、もっと幻想的で素敵になることと思います。
今年は11月2日から11月10日まで開催される予定です。
 
 詳しい情報はリンクをご参考になさって下さい♪
  第14回旧閑谷学校ライトアップ公式サイト http://shizutani.jp/shiseki/info/index.cgi?c=zoom&pk=90



一般公開された日の旧大國家

この3年ほど、全く放置していたブログを、心境の変化で、また更新を始めることにしました(A^^;)
で、更新再開、最初の記事は何にしようか…ちょっと悩んだのですが、
先日、ブロ友の「元気ばば」の遠方のお友達を県内のご案内した時のものを選んでみました。

秋晴れで北京好天ならぬ「岡山好天」の13日、和気町尺所にある国の重要文化財に指定されている
旧大國家が一般公開されている、という情報をカーラジオで聞いたので、立ち寄ってみました。

旧大國家正面

酒造業と運送業を商う一方、大地主でもあった大國家は、岡山藩主池田公の墓所に近いこともあって、
本陣の役目を仰せつかるほどの分限者で、この母屋やたるや、宝暦の建造というから、
今からザッと250年前のもの…写真は酒造業のお店の玄関となります。

古座敷から御成りの間を望む

お店の奥に続く「古座敷」と名づけられた間から、家老やお殿様などをお招きする「御成りの間」を
撮影した写真ですが、筋彫りの欄間、一枚板の違い棚、金箔の小袋棚など、意匠を凝らしたもの。

御成りの間の泉水

書院造でもある「御成りの間」の横に設けられた泉水は、高い塀の下に石を配し、
しかも掘りがわりとなる池は、人目を憚る武家の応対にあたる用心も兼ねているそうです。
当然ながら、出入りの門も、人目の少ない位置に設置されていて、風雅な茶室も用意されてます。

主母屋の比翼入母屋造り

この大國家は棟を二つ並べた「比翼入母屋造り」が特徴で、上から眺めると「工」の字になってるとか。
増改築を繰り返した上に、付属の蔵などを含め、延床面積1020㎡を越す大邸宅。

とはいえ、いかんせん、これだけの建物ですから、保存状況は必ずしも良いとはいえず、
ガイドの方々も「あまり恥ずかしいところは撮影しないでくださいね」と仰るほど、
漆喰壁の一部が剥げていたり、網代天井が波打ったりしてますが、それでも立派さは判ります。

この大國家は、国際医療ボランティア団体で、岡山に本拠地を持つAMDAの関係者のご実家ということで、
この日は、大勢の観光で訪れた方々に活動報告を行っていらっしゃいました。

 ★関連リンク★認定特定非営利活動法人AMDA公式サイト 大国家公開案内記事
   http://amda.or.jp/topics/index.php?page=article&storyid=259

プロフィール

うたかたの幻

Author:うたかたの幻
3年ぶりに更新を始めました!気分転換で、お出かけした写真エッセイのほか、読了した本についての感想、鑑賞した映画などなど、諸々思いついたままに綴っています。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR